時代を越えて愛される、古風な名前の世界へようこそ
「赤ちゃんにどんな名前を贈ろうか…」
妊娠が分かったその日から、名付けの悩みは始まりますよね。
最近、そんなプレパパ・プレママの間で、静かなブームを呼んでいるのが「古風な名前」です。
古風な名前と聞くと、
「おじいちゃん、おばあちゃんみたい?」
「時代遅れな感じがする…」
なんて思う方もいるかもしれません。
でも、実は、古風な名前には、現代の名前にはない魅力がたくさん詰まっているんです。
なぜ今、古風な名前が人気なの?
古風な名前の人気が再燃している背景には、いくつかの理由が考えられます。
- 個性を大切にする時代:
周りと同じではなく、自分らしい、特別な名前を付けたいと考える親御さんが増えています。
古風な名前は、個性的でありながら、日本人としてのルーツや伝統を感じさせる、魅力的な選択肢です。 - 時代を超えた普遍性:
流行に左右されない、普遍的な美しさを持つのが古風な名前。
何十年、何百年経っても色褪せない、凛とした響きがあります。 - 日本らしさ、和の心:
グローバル化が進む現代だからこそ、日本人としてのアイデンティティを大切にしたい。
そんな思いから、古風な名前に惹かれる人も多いようです。 - レトロブーム:
ファッションや音楽など、様々な分野でレトロブームが起きています。
名付けもその影響を受け、古風な響きが新鮮に感じられるのでしょう。
【古風な名前ランキング 最新版 (2024年~)】
ここでは、2024年以降の名付けンキングや、名付けサイト、SNSなどで人気を集めている名前、そして「古風」と聞いて一般的にイメージされる名前などを総合的に考慮し、私なりに「古風な名前ランキング 最新版」を作成しました。
1位: 湊(みなと)
- 由来: 港、船着き場。人々が集まる場所、水が集まる場所。
- イメージ: 広い心、包容力、穏やか、社交的
- 人気の理由:
- 響きが現代的で、男女どちらにも使える。
- 漢字一文字でシンプルかつ力強い。
- 海や自然を連想させる。
- 他の候補字: 港、湊斗、湊都
2位: 蒼(あおい/そう)
- 由来: 青々とした草木の色。深く、澄んだ青色。
- イメージ:
- あおい:生命力、若々しさ、爽やかさ
- そう:広大、落ち着き、神秘的
- 人気の理由:
- 自然を連想させる。
- ジェンダーレスに使える。
- 漢字の持つ意味が良い。
- 他の候補字: 葵、蒼空、蒼生
3位: 蓮(れん)
- 由来: 泥の中から美しい花を咲かせる蓮の花。仏教では、清浄の象徴。
- イメージ: 清らか、気品、芯が強い、才能開花
- 人気の理由:
- 仏教的な意味合いが良い。
- 一文字でシンプル。
- 響きが柔らかい。
- 他の候補字: 蓮斗、蓮太郎
4位: 律(りつ)
- 由来: おきて、基準、手本。音楽の調子。
- イメージ: 真面目、誠実、礼儀正しい、才能豊か
- 人気の理由:
- 知的で凛とした印象。
- 一文字でシンプル。
- 古風でありながら、現代的にも通じる。
- 他の候補字: 律希、律貴
5位: 岳(がく)
- 由来: 高くそびえる山。
- イメージ: 雄大、力強い、頼りになる、目標達成
- 人気の理由:
- 自然を連想させる。
- 力強く、男らしい印象。
- 一文字でシンプル。
- 他の候補字: 岳人、岳斗
- 上記以外にも、「朝陽(あさひ)」「伊織(いおり)」「凪(なぎ/なぎさ)」「樹(いつき/たつき)」「弦(げん)」なども、古風で人気のある名前として挙げられます。
- 「〇〇太郎」「〇〇之助」といった、古風な止め字を使った名前も、根強い人気があります。(例:健太郎、清之助)
古風な名前の奥深い世界:時代、由来、文字…多様な切り口から徹底解説!
「古風」と一口に言っても、その世界は驚くほど多様です。
ここでは、古風な名前を様々な角度から掘り下げていきましょう。
きっと、あなた好みの名前が見つかるはずです。
1. 時代で選ぶ
- 奈良・平安時代風:
- 公麿(きみまろ):
- 由来: 「公」は高貴な身分、「麿」は古代の人名接尾辞。
- 歴史上の人物: 柿本人麻呂(歌人)
- イメージ: 高貴、雅やか、知的
- 若丸(わかまる):
- 由来:「若」は若い、「丸」は幼名に使われた接尾辞。
- 歴史上の人物:牛若丸(源義経の幼名)
- イメージ:元気、活発、愛らしい
- 公麿(きみまろ):
- 鎌倉・室町時代風:
- 幸丸(ゆきまる):
- 由来:「幸」は幸せ、「丸」は幼名に使われた接尾辞。
- 歴史上の人物:なし(創作のキャラクター名に多い)
- イメージ:幸福、明るい、可愛らしい
- 義房(よしふさ):
- 由来:「義」は正義、「房」は武士の名前に使われた字。
- 歴史上の人物:新田義房(武将)
- イメージ:正義感、忠誠心、力強い
- 幸丸(ゆきまる):
- 戦国時代風:
- 信之助(のぶのすけ):
- 由来:「信」は信頼、「之助」は武士の名前に使われた字。
- 歴史上の人物:織田信之(織田信長の息子)
- イメージ:信頼、誠実、リーダーシップ
- 官兵衛(かんべえ):
- 由来:「官」は官職、「兵衛」は武士の名前に使われた字。
- 歴史上の人物:黒田官兵衛(軍師)
- イメージ:知略、冷静沈着、頼りになる
- 信之助(のぶのすけ):
- 江戸時代風:
- 清之助(せいのすけ):
- 由来:「清」は清らか、「之助」は武士や町人の名前に使われた字。
- 歴史上の人物:大石内蔵助(赤穂浪士)
- イメージ:清廉潔白、誠実、優しい
- 健太郎(けんたろう):
- 由来:「健」は健康、「太郎」は長男によく使われた字。
- 歴史上の人物:市川團十郎(歌舞伎役者、代々受け継がれる名前)
- イメージ:健康、元気、親しみやすい
- 清之助(せいのすけ):
- 明治・大正時代風:
- 正夫(まさお):
- 由来:「正」は正しい、「夫」は男子の名前に使われた字。
- 歴史上の人物:志賀直哉(小説家、本名:直哉(なおや))
- イメージ:正直、真面目、誠実
- 義男(よしお):
- 由来:「義」は正義、「男」は男子の名前に使われた字。
- 歴史上の人物:なし(一般的な名前)
- イメージ:正義感、男らしい、頼りになる
- 正夫(まさお):
2. 由来で選ぶ
- 万葉集などの古典から:
- 家持(やかもち):
- 由来:大伴家持(歌人)
- 意味:家を支える、伝統を受け継ぐ
- イメージ:責任感、伝統、知的
- 家持(やかもち):
- 歴史上の人物から:
- 信長(のぶなが):
- 由来:織田信長(戦国武将)
- 意味:天下統一を目指したことから、強い意志、リーダーシップ
- イメージ:カリスマ、大胆、革新的
- 龍馬(りょうま):
- 由来:坂本龍馬(幕末の志士)
- 意味:時代を変革したことから、自由、進歩的
- イメージ:冒険心、行動力、広い視野
- 信長(のぶなが):
- 漢詩、和歌から:
- 星河(せいか):
- 由来:漢詩の一節
- 意味:星が輝く天の川、壮大な宇宙
- イメージ:ロマンチック、神秘的、美しい
- 清風(きよかぜ):
- 由来:和歌の一節
- 意味:清らかで心地よい風
- イメージ:爽やか、優しい、癒し
- 星河(せいか):
- 武士の名前、武将の名前から:
宗矩(むねのり):
由来:柳生宗矩(江戸初期の剣豪)
意味:剣の道を極める
イメージ:実直、真面目、思慮深い
正宗(まさむね):
由来:刀工の名前、また伊達正宗(戦国時代の武将)
意味:正統、本物
イメージ: 正義を重んじる、才能がある - 伝統芸能 (能、歌舞伎など) から:
友成(ともなり):
由来:能の演目『友成』
意味: 友への厚い思い
イメージ: 友達思い、情に厚い
3. 文字で選ぶ
- 漢字一文字:
- 凌(りょう):
- 意味:しのぐ、乗り越える
- イメージ:力強い、困難に立ち向かう
- 翼(つばさ):
- 意味:空を飛ぶための翼
- イメージ:自由、大空を羽ばたく
- 慧(けい):
- 意味:かしこい、知恵がある
- イメージ:聡明、知的、冷静
- 巧(たくみ):
- 意味:技術が優れている、器用
- イメージ:才能、創造性、手先が器用
- 譲(ゆずる):
- 意味:人に譲る、へりくだる
- イメージ:奥ゆかしい、謙虚、優しい
- 凌(りょう):
- 漢字二文字 (止め字に注目):
- 隼人(はやと):
- 意味:速く飛ぶ隼、勇敢な人
- イメージ:俊敏、行動力、勇敢
- 岳人(がくと):
- 意味:山のようにどっしりとした人
- イメージ:雄大、包容力、頼りになる
- 泰成(たいせい):
- 意味:安泰、成し遂げる
- イメージ:落ち着き、大器晩成
- 悠成(ゆうせい):
- 意味:悠々自適、成し遂げる
- イメージ:穏やか、大らか、マイペース
- 朝彦(あさひこ):
- 意味:朝日のような若々しい男性
- イメージ:希望、明るい、爽やか
- 公彦(きみひこ):
- 意味:高貴な男性
- イメージ:気品、上品、礼儀正しい
- 信之(のぶゆき):
- 意味:信頼、信念を貫く
- イメージ:誠実、真面目、努力家
- 道之(みちゆき):
- 意味:自分の道を進む
- イメージ:自立心、探求心、冒険心
- 恵輔(けいすけ):
- 意味:恵みを与える、助ける
- イメージ:優しい、思いやり、献身的
- 賢輔(けんすけ):
- 意味:賢い、助ける
- イメージ:聡明、冷静、頼りになる
- 隼人(はやと):
- 旧字体:
- 龍(りゅう):
- 意味:伝説の生き物、力強さの象徴
- イメージ:雄大、神秘的、威厳がある
- 國(くに):
- 意味:国、故郷
- イメージ:愛国心、伝統、広い心
- 彌(や):
- 意味:ますます、いよいよ
- イメージ:発展、成長、永遠
- 龍(りゅう):
4. 響きで選ぶ
- レトロな響き:
- 惣一郎(そういちろう):
- 意味:全てを統べる、長男
- イメージ:リーダーシップ、包容力、頼りになる
- 悠真(ゆうま):
- 意味:悠々自適、真実
- イメージ:穏やか、誠実、芯が強い
- 健吾(けんご):
- 意味:健康、強い
- イメージ:元気、活発、たくましい
- 惣一郎(そういちろう):
- 和風、大和言葉:
- あさひ:
- 意味:朝日、希望
- イメージ:明るい、元気、前向き
- ひなた:
- 意味:日向、温かい場所
- イメージ:優しい、穏やか、包容力
- みこと:
- 意味:尊い、神聖な
- イメージ:神秘的、気品、カリスマ
- あさひ:

今っぽさもプラス!古風な名前を現代風にアレンジするヒント
古風な名前は素敵だけど、少し堅苦しいかも…?
そんな時は、現代風のアレンジを加えてみましょう。
- 音の響きはそのまま、漢字を変える:
- 例:「ハヤト」→「隼人」「颯斗」「勇翔」
- 古風な響きは残しつつ、今風の漢字を使うことで、現代的な印象に。
- 古風な名前と現代風の名前を組み合わせる:
- 例:「そうすけ」→「蒼佑」「宗介」「奏輔」
- 意外性のある組み合わせが、個性を際立たせます。
- ジェンダーレスな名前を選ぶ:
- 例:「あおい」→「葵」「蒼」「碧」
- 男女どちらでも使える名前は、現代の多様性を尊重する考え方にもマッチします。
古風な名前を選ぶ際の注意点
古風な名前を選ぶ際に、気をつけたいポイントをまとめました。
- 読みやすさ、書きやすさ:
難読漢字や、複雑な漢字は避けた方が無難です。
子どもが自分の名前をスムーズに読めたり、書けたりすることは、自己肯定感を育む上でも大切です。 - 名字とのバランス:
名字と名前の音の響きや、画数のバランスも考慮しましょう。
実際に声に出して読んでみたり、紙に書いてみたりすると、イメージが掴みやすいです。 - キラキラネームとの線引き:
個性的であることと、奇抜であることは違います。
将来、子どもが名前でからかわれたり、不快な思いをしたりしないよう、慎重に選びましょう。 - 子どもの将来を考える:
古風な名前は、年齢を重ねても違和感なく使えるのが魅力です。
しかし、あまりにも古風すぎると、子どもが成長した時に、恥ずかしい思いをする可能性も。
子どもの将来を想像しながら、長い目で見て、後悔しない名前を選びましょう。 - 親の想いを込める:
何よりも大切なのは、親の愛情と願いを込めること。
名前の由来や意味を、子どもにしっかりと伝えてあげましょう。

最後に:素敵な名前との出会いを願って
古風な名前の世界、いかがでしたか?
この記事が、あなたの名付けのヒントになれば幸いです。
名前は、親から子への最初のプレゼント。
そして、一生を共にする、大切な宝物です。
どうか、あなたと赤ちゃんにとって、最高の名前が見つかりますように。
心から応援しています!
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