「ミャクミャク」の名前に隠された深い意味と、名前に眠る力

2025年4月16日

世界がザワつく！？不思議な魅力の「ミャクミャク」登場

2025年開催の大阪・関西万博。
その公式キャラクターとして登場し、一度見たら忘れられないユニークな姿で世界中の注目を集めているのが
「ミャクミャク」です。

「なんだか不思議」「ちょっと怖いかも…」「でも、目が離せない！」

SNSを中心に、様々な声が飛び交っていますね。
赤い細胞のような部分と、青く形を変える水のような部分、そして複数の目が印象的なミャクミャク。
そのデザインは、まさに万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現しているかのようです。

ミャクミャクって何者？

ミャクミャクは、2025年に開催される大阪・関西万博の公式キャラクター。

万博の公式ロゴマークをモチーフに、一般公募（1,898作品！）の中から選ばれました。
青い部分は「水」で自由な変化を、赤い部分は「細胞」で生命を象徴しています。

その名前「ミャクミャク」も、3万件以上の公募から選ばれたもの。
「歴史、伝統、文化が脈々（みゃくみゃく）と受け継がれていく」という願いが込められています。

発表以来、その独特なルックスが大きな話題に。

フランスの「ジャパン・エキスポ」でも、「不思議だけど好き」「面白い」といった反応が寄せられ、国内外でPR活動に励んでいます。

着ぐるみだけでなく、アニメーションで声も披露されるなど、ますます活動の幅を広げています。

名前に秘められた力：ミャクミャクを読み解く

さて、このユニークなキャラクター「ミャクミャク」。その「名前」には、どのような力が秘められているのでしょうか？
Utanoのお名前鑑定では、名前が持つ響きや意味（言霊）、そして数（数霊）、漢字などから、その対象の性質や運気を読み解く鑑定をしています。

今回は、ミャクミャクの名前を、これらの観点から読み解いてみましょう。

数霊の観点：「繰り返し」と「14」が織りなす、ミャクミャクの複雑な魅力

さて、「ミャクミャク」という一度聞いたら忘れられない名前。
その響きを、数字に込められたエネルギーで読み解く「数霊」の視点から、少し深く探ってみましょう。

まず注目したいのは、「ミャクミャク」という「繰り返し」の構造です。
言葉を2回繰り返すことは、「強調」「倍増」「継続」といった意味合いを持ちます。

これは、名前の由来である「歴史や文化を脈々（みゃくみゃく）と受け継ぐ」というコンセプトと見事に響き合っていますね。

生命や文化が途切れることなく、力強く続いていくエネルギーを、この繰り返しのリズムが象徴しているようです。
さらに、「2」という数字は「調和」「受容」「協力」といった意味も持つため、多様な価値観が共存し、手を取り合って未来を目指す万博の精神にも、ぴったりと重なります。

一方で、この「ミャクミャク」という名前を、別の数霊の解釈法で読み解くと、
「14」という数字のエネルギーとの深い関わりも見えてきます。

実は、姓名判断の世界で「14」という数字は、少し特別な注意が必要な数なのです。
一般的には「試練」「不和」「分離」「孤独」「逆境」といった意味合いを持ち、波乱含みの凶数とされます。

「えっ、さっきは良い意味だったのに？」と思われるかもしれませんね。
まさにそこが、ミャクミャクという存在の奥深さであり、数霊・数理の面白いところなのです。

この「14」が持つとされるエネルギーと、ミャクミャクが巻き起こしている今の状況を照らし合わせてみましょう。

「かわいい！」「怖い…」といった賛否両論は、「14」の持つ「不和」や「分離」のエネルギーの現れでもあります。
これまでの常識を覆すデザインが生む強烈なインパクトと注目度は、「14」の持つ「試練」や「逆境」をバネにする力の現れです。
誰にも似ていない唯一無二の個性は、「14」が示す「孤独」が生み出す、特別なカリスマ性、そのものです！

では、「繰り返し」が持つポジティブな力と、「14」が持つ波乱の力は、どう関係しているのでしょうか？

もしかしたら、「14」が持つ試練や不和、そして強烈な個性といったエネルギーを、名前の「繰り返し」構造が持つ「継続力」や「強調」のパワーで増幅させ、
さらに「調和」の力で未来へと繋いでいく… そんな風に読み解くことができます。

つまり、ミャクミャクは、ただ穏やかに受け継がれるだけでなく、

時には波乱や議論を巻き起こすほどの強い個性（14の力）を持ちながら、
それでも力強く未来へ「脈々」と繋がり続けていく（繰り返しの力）存在。

その両方のエネルギーを併せ持っているからこそ、あれほどまでに私たちの心を掴み、目が離せない存在となっているのかもしれません。

単純な吉凶だけでは語れない、複雑で多面的なエネルギーの組み合わせ。それこそが、ミャクミャクというキャラクターの深い魅力と、私たちに未来を考えさせる役割を形作っていると言えるでしょう。

音（音霊）、カタカムナの観点：「ミ」「ヤ」「ク」の響き

「ミ」: 「実（み）」「身（み）」にも通じ、物事の「本質」「中身」「生命力」を表します。
また、「水（み）」にも繋がり、柔軟性や潤い、清らかさも感じさせます。
「ヤ」: 「八」に通じ、「広がり」「発展」を意味します。
また、「矢」のように目標に向かう力強さや、「優しさ」「柔らかさ」も併せ持ちます。
「ク」: 「組む」「繰る」に通じ、「結びつき」「継続」「創造」のエネルギー。
また、「苦」を乗り越える強さや、物事を「区切り」、形作る力も示唆します。

これらの音が「ミャクミャク」と繰り返されることで、
「生命の本質（ミ）が、広がりながら（ヤ）、未来へと力強く結びつき、創造されていく（ク）エネルギーが、絶え間なく続く」という、非常にダイナミックで前向きな響きを生み出しています。

言霊（ことだま）の観点：「脈々と受け継ぐ」希望の力

最も重要なのが、この「ミャクミャク」という言葉そのものが持つ意味、「言霊」です。
「脈々」とは、血脈や水脈のように、生命や物事が途絶えることなく流れ、受け継がれていく様子を表す、非常に力強く、希望に満ちた言葉です。

一見、奇妙に見えるミャクミャクのデザインも、この「脈々」という言霊を知ると、
多様な生命（細胞）が、形を変えながら（水）、過去から未来へと繋がり、輝き続けていく…
そんな壮大な生命の物語を表現しているように見えてきませんか？

最初の「奇妙だ」「怖い」という印象（＝異議）は、実はこのキャラクターが持つ既成概念を打ち破るインパクトと、「生命とは何か」「未来とは何か」を深く問いかける力の表れなのかもしれません。その奥にある「脈々」というポジティブな言霊に触れることで、私たちは未来への希望や、繋がり続けることの大切さを再認識させられるのです。