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なぜか惹かれる人の秘密とは?VAKとリビドーで解き明かす「魅力」の解剖学、魅力の本質

目次

魅力の解剖学——
なぜか分からないけど、あの人にすごく惹かれる。その秘密とは?

私たちは誰しも、思わず目を奪われ、心を掴まれてしまうような「魅力的な人」に出会った経験があるのではないでしょうか。

それは、単なる外見の美しさだけでは説明できない、もっと深く、本能的な引力です。
では、そのなぜか分からないけど、あの人にすごく惹かれる魅力の正体とは一体何なのでしょうか?

今回のコラムでは、人が人を「魅力的」と感じるメカニズムを、「認知(VAK)の拡大」と「潜在的リビドーの充足」という二つのキーワードから解剖していきます。

そこには、私たちの脳と心が揺さぶられる、深い仕組みが隠されていました。

プラセボ効果と「変化」の不思議——私たちは何に心を動かされているの?

本題に入る前に、少しだけ私たちの「感じるチカラ」について考えてみませんか?

私たちは毎日、たくさんの情報に触れたり、色々なことを経験したりする中で、「何かが変わったな」と感じることがありますよね。

でも、その「変化」って、本当にそのモノやコト自体の力なのでしょうか?
それとも、「きっとこうなるはず!」という私たちの「思い込み」や「期待」が生み出しているのでしょうか?
実はこれ、見分けるのがとっても難しいんです。

例えば、健康のために飲み始めたサプリメント。
「なんだか最近、調子がいいかも!」と感じたとします。
それは本当にサプリのおかげかもしれませんし、もしかしたら「これを飲んでいるから大丈夫!」という安心感が、知らず知らずのうちに心と体に良い影響を与えているのかもしれません。

この「思い込みの力」を「プラセボ効果」と言いますが、侮れないんですよ。
研究によっては、本物のお薬と同じくらいの効果を示すこともあるくらい、私たちの心はパワフルなんです!
(一部研究では7~8割の効果!)

さて、この「思い込みの力」の話、実は「人を好きになる気持ち」や「誰かに強く惹かれる感覚」にも、
ちょっと似ているところがあるかもしれません。

ある人にキュンとしたり、どうしようもなく惹かれたりするとき、私たちはその人の「見た目」や「才能」といった客観的な何かに反応しているのでしょうか?

それとも、その人と関わることで、自分の中に生まれる「ワクワクする気持ち」や「新しい自分を発見できた喜び」といった、自分自身の内側の変化に価値を感じているのでしょうか?

このちょっとした問いかけが、これからお話しする「魅力の秘密」を解き明かす上で、大切なヒントになるはずです。

魅力の第一法則:あなたの「知らなかった!」を「知ってる!」に変える魔法

「あの人って、なんだかすごく魅力的だな…」

そう感じる時、私たちは一体何に心を奪われているのでしょうか?
その秘密の一つは、その人が私たちの「知らなかった世界」の扉を開けてくれるからなのかもしれません。

私たちは、普段、目で見たり(視覚)、耳で聞いたり(聴覚)、肌で感じたり(体感覚)しながら、周りの世界を理解しています。
心理学講座内では、視覚(Visual)、聴覚(Auditory)、体感覚(Kinesthetic)の頭文字を取ったもの「VAK(ブイ・エー・ケー)」と呼んでいますが、難しく考える必要はありません。

要は、私たちが世界を感じ取るための「アンテナ」のようなものです。
魅力的な人というのは、この私たちの「アンテナ」がキャッチできる範囲を、ぐーんと広げてくれる存在なんです。

  • 「えっ、こんな素敵な景色があったんだ!」(見える世界が広がる):
    その人といると、今まで気づかなかった美しいものが見えてきたり、新しい考え方に出会えたり、あるいはその人自身がキラキラ輝いて見えたりしませんか?
  • 「この音、すごく心地いい…」(聞こえる世界が広がる):
    優しい言葉をかけてくれたり、素敵な音楽を教えてくれたり、時には何も言わないけれど、その沈黙から大切な何かが伝わってきたり。
  • 「なんだか、すごく安心する…/ドキドキする!」(感じる世界が広がる):
    その人と一緒にいると、心がほっと温かくなったり、逆にワクワクするような高揚感を覚えたり、ハッとさせられるような新しい感覚を体験したり。
  • 「なるほど、そういうことだったのか!」(認知の世界が広がる):
    難しいと思っていたことがスッと理解できたり、人生で大切なことに気づかせてくれたり、自分でも知らなかった自分の一面を発見させてくれたり。

私たちは、自分の「いつもの世界」のちょっと外側にあるもの、まだハッキリとは見えないけれど「何かありそう!」と感じさせる未知の可能性に、不思議と心が惹きつけられます。

それはまるで、暗い夜道で遠くに見える温かい光や、霧の向こうにぼんやりと見える美しい景色に、思わず足を止めてしまうような感覚に似ています。

魅力的な人というのは、まるで魔法使いのように、相手の中に眠っている「まだ見ぬ可能性」や「新しい自分」を見つけ出し、「ほら、こんな素敵なあなたもいるんだよ」と優しく気づかせてくれる存在なのです。

この「わぁ、こんな世界があったなんて!」「こんな自分になれるなんて!」という新鮮な驚きと発見こそが、心を揺さぶる「感動」となり、その人を「魅力的だ」と感じさせる大きな力になるのです。

魅力の第二法則:心の奥に眠る「本当のあなた」を呼び覚ます魔法

さて、人を惹きつける魅力には、もう一つ、もっともっとパワフルで、心のずっと奥深くに響く秘密があります。

それは、相手自身も気づいていない「心の奥底にある本当の願い」にそっと触れて、それを優しく満たしてあげることです。

心理学の世界では、この「心の奥底にある願い」や「生きるエネルギーそのもの」を「リビドー」と呼ぶことがあります。

これは、ドキドキするような恋愛感情だけを指すのではありません。
もっと広く、「こうなったら嬉しいな」「こんな自分でありたいな」という、私たちが生きる上で自然と湧き上がってくる、根本的なエネルギーや創造力、あるいは「自分らしさ」を求める深い気持ち全体のことなんです。

びっくりするかもしれませんが、実は私たち自身も、この「リビドー」(本人が気づいていなかった欲求、フェティシズム、指向性、あるいは心の奥底で求めていた繋がり方など)のほとんどに気づいていないことが多いのです。

それはまるで、自分の中に、まだ掘り起こされていないキラキラ輝く宝物がたくさん眠っているようなものかもしれません。

もし、あなたが誰かと関わる中で、この心の奥に隠れていた「リビドー」が、ふとした瞬間に顔を出し、そしてそれが温かく受け入れられ、満たされたとしたら…。

「あれ?私、本当はこんなことが好きだったんだ!」
「こんな風に人と繋がりたいって、心のどこかでずっと思っていたのかも…」
「なんだか、自分でも知らなかった新しい自分に出会えたみたい!」

…そんな風に、相手の「知らなかった自分」が呼び覚まされる瞬間が訪れるかもしれません。

想像してみてください。

それはきっと、「あなたといると、本当の自分になれる気がする」「こんなに心が満たされるなんて、今まで知らなかった!」と、思わず言葉を失うほどの「大感動」を相手にプレゼントすることになるでしょう。

このレベルの感動は、相手の心を根っこから揺さぶり、「こんな自分もいたんだ!」という大きな気づきを与え、その人の世界をぐっと広げる、特別な体験になるはずです。

もしあなたが、誰かにそんな「大感動」を味わわせてあげられたなら…。
相手は、きっと長い間、まるで磁石に引き寄せられるように、あなたのことを強く、そして深く求め続けるかもしれません。
それは、ただ「好き」とか「興味がある」という気持ちを超えた、まるで魂と魂が響き合うような、特別なつながりと言えるのかもしれませんね。

「悪習慣」からの脱却と「本当の自分」への道

この「魅力」の探求は、実は「悪習慣をやめる」というテーマとも深く関連しています。

例えば、「タバコをやめたい」「過食を止めたい」と思っても、ただ「やめる」と意識するだけではうまくいかないことが多いものです。
それは、「暗闇をなくそう」と努力するようなもので、直接的なアプローチでは効果が薄いのです。

本当に必要なのは、
「A(問題行動)の代わりにB(望ましい代替行動)を行う」こと。

タバコで満たそうとしていた何か(リラックス、手持ち無沙汰の解消など)を、別の健全な方法で満たすことができれば、自然とタバコへの依存は減っていきます。
(こちらの詳しいことはUTANO心理学クラスでもお伝えしています)

そして、この「代替行動B」を見つけるためには、「自分は本当はどうなりたいのか」「本当は何をしたいのか」という自分の深い欲求(理想の状態)と向き合う必要があります。

これは、人間関係における魅力の追求と全く同じ構造です。
相手の潜在的なリビドーを満たす魅力的な存在になるためには、まず自分自身の深い欲求や、他者に何を与えられるのかを深く理解し、それを表現する方法を学ぶ必要があるのです。

では、どうすれば自分自身の深い欲求に気づき、心を満たす「代替行動B」を見つけられるのでしょうか?
そのヒントとして、私たちの脳を活性化させ、内なる声に耳を傾けやすくする方法がいくつかあります。

例えば、私たちの意識や脳に深くアクセスするものとして「セックスにおけるオーガズム」と「瞑想」を挙げます。

セックスから得られる喜びは、とてもパワフルですが、どちらかというと一瞬の輝きに近いかもしれません。

一方、「瞑想」は、もう少しじっくりと、そして持続的に私たちの脳と心に働きかけてくれます。

特に、座って静かに行うだけでなく、日常の動作に意識を向けるような「ヴィパッサナー瞑想」のようなアクティブな瞑想や、あるいは、自分が心から安心できる場面や理想の姿を、ありありと頭の中で思い描く「イメージ瞑想(思考実験)」のようなものは、私たちの脳の前頭葉という部分を活性化させると言われています。

この前頭葉は、計画を立てたり、感情をコントロールしたり、自分自身を客観的に見つめたりするのに大切な場所です。

このような瞑想を通して、心が静かに落ち着き、普段は気づかなかった自分の本当の気持ちや、「こうありたい」という深い願い(リビドー)に気づきやすくなるのです。

そして、その気づきの中から、「ああ、自分は本当はこんな風に感動したかったんだ」「こんな形で人と繋がりたいと思っていたんだ」といった、他者に与えられる「感動」の源泉や、自分自身を満たすためのヒントが見つかるかもしれません。

これは、人間関係における魅力の追求と全く同じ構造です。
相手の潜在的なリビドーを満たす魅力的な存在になるためには、まず自分自身の深い欲求や、他者に何を与えられるのかを深く理解し、それを表現する方法を学ぶ必要があるのです。
(こちらも心理学クラス内でよく語られる内容です)

さいごに:魅力とは、誰かのために咲くことで開花する才能

ここまで、「魅力」の秘密について詳しく探ってきました。
もしかしたら、「魅力的な人って、やっぱり特別な才能がある人でしょ?」と感じていた方もいらっしゃるかもしれません。

でも、本当の魅力とは、必ずしも生まれ持ったきらびやかな才能だけを指すのではありません。

それは、相手の世界を「わぁっ!」と広げてあげたい、心からの「感動」を届けたいと願う、温かい気持ちと、ほんの少しの工夫。
そして、相手の心の奥深くにある「本当の願い(リビドー)」にそっと寄り添い、「大丈夫だよ」と優しく満たしてあげようとする深い思いやり
そんな、誰かを大切に想う心から、ゆっくりと育まれていくものなのです。

そして面白いことに、誰かのために魅力を磨こうとすることは、同時に自分自身の心と向き合い、「私って、本当はどうなりたいんだろう?」という大切な問いに答えていく、自分探しの旅にもなるんです。

まるで、誰かに美しい花を贈ろうとして、一生懸命お庭の手入れをしていたら、いつの間にか自分のお庭も花でいっぱいになっていた、というような感じかもしれません。

マザー・テレサは「ビジョンに価値はない、そのビジョンを持って今日何をするかに価値がある」と言いました。
たとえ理想が高く、困難に見えても、その達成プロセスに喜びを見出すこと自体が、私たち自身の脳を刺激し、人生を豊かにするのではないでしょうか。

あなたもきっと、誰かの世界をハッとさせ、心の奥底から「ありがとう!」と言われるような、そんな温かい「感動」を届けられる人になれます。
その魔法の鍵は、どこか遠くにあるのではなく、あなた自身の心の中にそっと隠されています。
自分の心の声にじっくりと耳を澄ませてみてください。そして、ほんの少しの勇気を出して、周りの人と深く関わってみてください。

きっと、あなただけの美しい魅力の花が、そこからゆっくりと咲き始めるはずです。

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この記事を書いた人

鑑定実績3000件超✨正統運命学ベース
言語聴覚士(20年)/NLP/カタカムナ視点も
◆赤ちゃん命名
◆お名前鑑定(才能/使命/運気)
◆改名相談
◆カタカムナ使命リーディング
◆屋号/社名鑑定
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